ドイツの生活 Mein Leben in Deutschland

毎日の新しい発見を忘れないように。https://xiromi0303.blog.fc2.com/ に引っ越しました。

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Sanada

2017年の春、ヨガに通ってくれていたRさんが日本に帰ることになり、手持ちの本を譲ってくれました。ドイツで
ゆっくり読もうと思って持ってきたのに、たった1年で帰国することになってしまい、読まずじまいだったという本、
全12巻でした。せっかくいただいたのですが、1冊がけっこう分厚いし、いつか読もうと本棚に収めたまま放置。
そもそもなんでRさんが日本からその本を持ってきていたか、考える余地もありませんでした。

それから時は経ち、2018年にご縁があって、転職することになりました。新しい会社も今まで同様、日系企業
で長野県・上田に本社があります。長野県といえば、思い浮かぶのは、スキー場、白馬、冬季オリンピック、
善光寺、飯田市くらいでしょうか。飯田市は大学の授業で、街づくりの取り組みが取り上げられ、ゼミ旅行で
行ったこともありました。でも同じ「あいうえお」で始まっていて、「田」で終わっている上田市というのはまったく
知りませんでした。本社から来ている人も「何もない田舎ですから〜」という感じなので、そのまんま「ふぅん、
何にもない田舎なんだ〜」と思っていました。

仕事が変わったことを姉に話すと、「あ、上田?息子と一緒に行ったことがあるわ」と言っていました。なんで
そんな田舎に?と聞きただすと、「えー、あんた、何も知らないんだねぇ?上田はね、あの真田丸の真田一族
ゆかりの土地なんだよ」と私の無知をあざけるような答えが…。さなだまる?誰?それ?真田といえば真田
広之、じゃぁなくて…(汗)。そういえば昔、真田十勇士とかっていう人形劇みたいなのをNHKでやっていた
ような…。

慌ててネットで調べたら、真田丸というのは、2016年に放映されたNHKの大河ドラマのことでした。牛若丸、
みたいな感じで誰かの幼名なのかと思いきや、大阪城に造られた出城のことだそう。あまりにも無知すぎや
しませんか、私ったら…。でも仕方ないよね、日本に住んでいないんだし、いちいち大河ドラマで何が放映
されているかなんて、知っているわけもないし…。

あれ、でも真田って…。そういえば、どこかで見たような…。

何気に本棚を眺めてみたら、以前にRさんにいただいた例の全12巻の本は「真田太平記」でした。そうか、
Rさんは歴史小説好きだったとも思えなかったのですが、恐らく真田丸の放映が始まってすぐに、ドイツに
赴任することになったから、それでこの本を一式持ってきた、のかな…。

分厚い本が12巻もあると、なにかきっかけでもないと、なかなか読み始められません。長編モノは以前「指輪
物語」で苦しみましたから…。そうしたら、上司から「10月に出張で本社に行って欲しい」という話をいただいた
ので、それをきっかけに真田太平記を読み始めることにしました。

最初はわりとサクサク読めていたのですが、どんどん登場人物が増え、誰が誰だかだんだんわからなくなり、
出張前に全巻読破しようと思っていたのですが、途中で頓挫してしまいました。特に第5巻〜7巻あたりが
苦行で、第6巻などは読み終えるのになんだかんだ2ヶ月もかかってしまいました。

でも実際に上田に行って、上田城址を訪ねたり、
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生幸村様と写真を撮ったり、
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上田駅前で顔ハメ写真を撮ったりしたら、
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また読み出そうという気になりました。一時は年内完読は難しいと危ぶまれましたが、7巻を過ぎたあたり
からかなり順調で、第8巻〜12巻は1冊あたり2、3日で読み進めることができました。そして日曜日の今日、
無事12巻を読み終えました〜!!メインキャラの真田幸村は、11巻で討ち死にしてしまったので、最後の
12巻は番外編といった感じでした。

読んでみての感想は、とにかく私は日本の歴史のことを知らないということ。高校生の時に世界史を選択した
せいもありますが、じゃぁ世界の歴史に明るいかっていうとそういうわけでもなく…。日本に限ったことでは
ないですが、歴史を知ったうえで観光をすると、何もしらずになんとなく見て周るよりも楽しさが増す、という
ことを上田を訪れた時に実感しました。姉も甥も歴史オタクで、あちこちのお城を訪ね歩いたりしていたよう
ですが(それで上田にも行ったことがあった)、なんとなく城めぐりにハマるのもわかるような気がしました。

さて、しばらく遠ざかっていた読書ですが、真田太平記の次は、やはり本棚に長く飾ってある全集ものに
手をつけようと思っています。それはゲド戦記、全6巻です。やはり以前に帰国する日本人から譲って
もらったものです。児童書なので、これは余裕、かな。一度ジブリでアニメ化された時に映画を見に行った
ことがありますが、ストーリーはまったく覚えていません。どうやら世界三大ファンタジーの一つらしいです。
あとの2つが「指輪物語」と「ナルニア国物語」…。うーん、指輪物語かぁ…。
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With or Without You

新しい先生のチェロレッスンを3回受けました〜。最初の時に、恥ずかしながら「目標はいつか白鳥を弾くこと、
あと 2Cellos が大好きなので、彼らみたいに弾けるようになりたい」などと抜かしてみたところ、もし 2Cellos の 
楽譜本を持っているなら次回持っていらっしゃいと言われていました。

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この本は、一番最初の先生の時に Muse のResistance という曲を少しかじってそれっきり。まぁ、そもそも私の
レベルで弾けるようになるとは思ってもいないし、いずれ使う時が来ればいいかな、くらいに思って本棚に
鎮座させていましたが、意外と早く日の目を見ることになりました。

前の時は、どの曲を弾きたいですか?と聞かれたので、好きめな曲ということで Resistance を選んだのです
が、今回は先生の方から「With or Without You だったら弾けるから」と言われました。特に好きな曲でもない
し、スローな曲だからテンポを取るのとか、難しそう…。私個人的には、もうちょっとガンガンなのがいいなぁ
と思うのですが、テクニックがまったく伴っていないので、選択の余地はない、ということですね。

チェロ用の楽譜というのは普通、ヘ音記号なのですが、この曲は途中からト音記号になっています。私には
正直、どうしてそういうややこしいことをするのかわかりません。っていうか、途中から記号が変わっていたの
にも、実は気づいていなかったくらい(汗)。先生は楽譜を広げて、写真に撮り、私に何か言っていましたが、
何を言っているかよくわかりませんでした。仕方なく、もしよかったらスキャンしてメールで送りましょうか、
などと言ってその場を取り繕ってみましたが、その必要はない、とのことでした。

その次のレッスンで、先生から楽譜を1枚渡されました。なんだろー?と思ったら、With or Without You の
ト音記号になっている部分をヘ音記号に書き換えたものでした。楽譜作成ソフトを使った綺麗な楽譜でした。
前の先生の時は、とついつい比べてしまうのですが、練習用に用意してくれた楽譜はすべて手書きで、
しかも「すっげー」汚かった…。間違えて書いたところは、ぐじゃぐじゃっと鉛筆で消してあったりして、超
読みにくかった…。せめて消しゴムで消せよ。他人に渡すモノなんだから、もうちょっと綺麗に書けよ。と
心の底で思っていましたが、もちろん口に出しては言えず…。ま、音楽をやっている人ってそんなものなの
かなー、くらいに思っていましたが、あるんじゃん、楽譜作成ソフトとか。しかも無料のも。

わざわざ楽譜を書き換えてくれたのだから、練習しないわけにはいきません。でもゆっくりめの曲って、テンポ
を取るのが難しくて、弾いててもどうも曲にならなくて苦手なんですよね…。あ、でも、この曲はCDを持っている
から、まずはそれを聞けばいいんだ〜。ということに気づき、曲を聴きながら楽譜をおって、それから弾いて
みました。少しずつそれっぽく聞こえるようにはなっていきます。が、やっぱりちゃんと楽譜を見て、音の長さを
正確に弾けるようにならないとダメですね。耳で聴いてテキトーに弾いてたら絶対バレる(笑)。

2Cellos の曲で好きなのは、やっぱりアップテンポの曲なので、今までじっくりとこのWith or Without You を
聴いたことがありませんでした。この度、何度か聴いていたら、この曲が流行った頃の記憶が蘇ってきました。
今からちょうど30年も前のこと、になるんですね…(怖)。当時、私は交換留学生として豪州はクインズランド
のブリスベンというところにいました。バイトで知り合った人が、アイルランドからの移住してきた人で、U2が
大好きだったっけ。私が日本に帰国する日、その人がわざわざ空港まで送ってくれたのですが、車の中で、
このWith or Without Youが入っているアルバム Joshua Tree が流れていました。その時の情景が目に
浮かんできました。あの時、帰りたくなくて悲しかった私は、空港までの道が永遠に続いてくれれば、なぁんて
本気で思った気がします。古い曲って記憶としっかり結びついているものですよね。なんだかとっても懐かしい
気分になってしまいました。

果たして、この曲は弾けるようになるのでしょうか。

Resturlaub

ドイツでは有給休暇を取ることは権利でもあり義務でもあります。フルタイムで働いていると1年間に25〜30
日の有給休暇が支給されます。それをいかにバランスよくうまく取るか…が腕の見せどころってわけでは
ありませんが、日本人で、貧乏性の私はついつい「後半になって辛いのは嫌だから」とか考えてしまい、結局
毎年余らせてしまいます。

特に今年は2月に転職をし、最初の6ヶ月間は試用期間だったこともあり、ほとんど休暇を取らず…。その後も
他の人が休みだったり、出張だったりで、事務所に人がいなくなりそうな時が多く、なかなか休みが取れず…。
まとめて休んだのは、暇になるお盆の時期、そして10月の出張の時にくっつけた1週間くらいです。仕事自体
はできる限り残業はせず、ほぼ定時に帰るようにしていますが、まとまった休みをしっかり取らないと疲れが
蓄積していくように感じてしまうのは、私がドイツ人化しているせいでしょうか…(汗)。

身体よりも精神的に疲れているように思うのは、ずっと一人になる時間がなかったことと関係しているかも
しれません。私は一人暮らし歴が長かったせいもあって、たまに家で一人っきりで過ごす時間が必要なの
ですが、今年に入ってそれがまったくできていません。私の試用期間の間、モモ君は一度インフルエンザに
かかり、普通のお休みと合わせて3週間くらい家にいました。それから2回ほどまとまったお休みを取って
いましたが、私が休めなかったので、結局どこにもいかずに家でゴロゴロしていました。本当は、バイクで
バルト海の方に行ってくるなんて言っていたので、密かにいなくなるのを楽しみにしていたのですが、お天気
がよくない、とかなんとか言って結局どこへも行かず…。

私が朝起きて出かける時も、仕事を終えて家に帰っても、常に家に誰かがいる、というのが、私には本当に
キツイです。子育てに追われている人などにしてみれば、何を贅沢な、と思われるかもしれません。でも
子供は自分の分身だけど、夫やパートナーは結局は他人。だからある程度、距離を置く必要がある、と
思っています。子育てが終わり、子供も独立してしまって、毎日毎日夫やパートナーと顔を合わせる生活って
想像つきますか?私は、常に何をするのも一緒というのはムリだと思っていて、それぞれが自分だけの
趣味や世界を持つことが大事だと思っています。

私が何度も、「たまには一人にして欲しい」と訴えても、モモ君には通じません。だって私はずっと休みもなく
働いているし、夏は姉と旅行に行ったし、10月は2週間日本に行っていたので、彼には十分一人で過ごす
時間があったから…。2、3日でいいからどっかに行って来て、とお願いしても、理解してもらえないどころか、
逆にひどい人扱いされてしまいます。それでもパートナーか?とか言われてしまうのですが、そういう問題
じゃないのっ。あんたのモノがごっちゃごっちゃ溢れている狭いアパートに、年がら年中いられて、ダラダラ
くだらないテレビを見たり、ゲームをされていると本当に息が詰まって、イライラして、私がやりたいことも手に
つかないんだよっ。わかってくれー。

今年の年末年始は、クリスマス(祝日)の関係で21日が最終日。そこから1月1日までお休みです。モモ君は
シフト制で働いているので、カレンダー通りの休みにはなりません。だからそこまでの辛抱!と思って頑張って
いましたが、11月に入り、またしても風邪をひいて病欠、その後まとまった休みが来て、3日ほど働いたら
また休み、と今月はほーんの数日しか仕事に行かずにずっと家にいられてしまいました。クリスマス前に
すでに精神的にアップアップになってしまい、居ても立っても居られなくなって、モモ君が3日ほど仕事に行く
日に、敢えて有給休暇を取ることにしました。別に何か用事があるわけでもないし、何かしたいわけでもない。
ただ、家で一人で過ごしたいだけ。もし5日間くらい一人になる時間があったら、2日は寝たきり老人になって
ダラダラ過ごし、あとの3日で家じゅうを綺麗に掃除したいのですが、今回は2日だけ休むことにしたので、
寝たきり老人コースのみ。それでもないよりマシです。

モモ君は遅番なので、午前中は家にいます。早く仕事に行ってくれーと密かに願いながら、ベッドの中で
読みかけの「真田太平記」を読んでいます。一時はあまりにも登場人物が多すぎて頓挫しかけましたが、
また面白くなりかけてきて、11巻目に突入しました。全12巻なので、年内どころか今月中にも読破できそう
な勢いです。家の中は相変わらずごっちゃごちゃですが、そこはもうこの際気にしないことにして、読書と
チェロの練習をして、一人っきりの時間を楽しもうと思っています。

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Frankfurt

10月の終わりに夏時間が終わり、日本との時差が8時間になりました。日本に出張に行った時、本社の人が
けっこう残業を強いられていることがわかりました。私たちの始業時間は朝8時30分。夏時間だと日本は
15時30分ですが、時差が8時間になると16時30分になり、終業時間17時15分まで45分しかないことに
なります。私たちとのメールのやり取りをしていると、必然的に本社の人は残業になってしまうのではないかと
思ったので、上司に相談して、フレックスタイムを認めてもらうことにしました。

ドイツ全体は普通の時間に戻っても、私は夏時間のまま行くことに。今まで6時に起きて、7時半頃に家を出て
いたのが、5時起き、6時半出、になりました。といっても、時計が1時間戻っているだけで、私は夏時間の間と
同じように起きて、同じように家を出ているだけなのですが…。

1時間早く出ることになると、電車の接続が悪くなるので、駅まで歩くのはやめて、家の前からバスに乗って
います。その分、歩数が稼げなくなってしまいますが、9月、10月とけっこう歩いたので、11月は毎日4300
歩ほど歩けば、3ヶ月間の「1日平均1万歩」はとりあえず達成できます。でもやっぱり歩ける時は歩いて
おきたいので、お天気が許す限りは歩くことにしています。

今年は夏がけっこう暑く、その後一気に気温が下がった時期があったせいか、秋の紅葉(黄葉?)がいつも
より鮮やかで、長持ちしているように思います。いつもだったら秋は本当にあっと言う間に終わってしまうの
ですが、今年は秋の景色を楽しめます。この週末はわりといいお天気に恵まれたので、土曜日のヨガの後、
フランクフルトの街を散策しながら家に帰りました。日曜日の今日は、街中にある大きな公園を目指して
歩いてみました。

住宅街の中にこんな教会があったんだー。
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地下鉄にHolzhausenstraße(ホルツハウゼン通り)という駅があるのですが、ホルツハウゼンというのは神聖
ローマ時代の貴族の名前でした。その駅の近くに公園があって、その中にこんな小さなお城がありました。
見かけは豪邸程度ですが、一応ドイツ語ではWasserschlösschen(水辺の小さなお城)と言います。今は慈善
団体が入っていて、定期的にコンサートなどが開催されているようです。この公園の存在もお城の存在も、
全然知りませんでした―。
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こちらは日曜日に目指したGrüneburg公園。木々がまっ黄色〜。広いけど、街の中心部にあるせいか、人が
うじゃうじゃいました…。特に子連れが多かったので、私はさっさと退散することに…。
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公園を出て、歩いていると街角にいきなりシモン・ボリバルの像が…。後ろには小さな公園、シモン・ボリバル
公園。像はベネズエラ領事館の寄贈、みたいです。ドイツあるいはフランクフルトとシモン・ボリバルって
何か関係があったかしら…。
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こちらはロートシルト(ロスチャイルド)公園。ここまで来るともうフランクフルトの中心です。ロートシルトに
ついてはWikipediaでどうそ…。
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高層ビルに囲まれた公園に古い塔が残っていました。なんだろ?って思いましたが、特に案内は書かれて
いませんでした。19世紀に造られたものらしいです。ドイツ語ではZierturmと言いますが、どういう意味か
わかりません。調べたら、飾りの塔だとか、観測用の塔だとか…。
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今まで、フランクフルトって、何の見どころもないつまらない街だなぁって思っていました。でもこうやって歩いて
みると、あっちこっちに公園があったり、古い建物や教会があります。パリやロンドンなどとは比べられません
が、ちっちゃな見どころがけっこうあったりするんだなって、13年目にして気づきました(笑)。

Neue Lehrerin

今週の月曜日、O市のVHS(市民大学)で最初のチェロのレッスンを受けてきました〜。

オンラインで申し込んでみたのが9月の中頃。自動で申込確認メールが届いたものの、いつから始めるのか
とか、何曜日の何時からやるのか、あるいは次のステップとして何をすべきか等々、何にも書かれていません
でした…。

仕方なくメールで問い合わせをしたら、1週間くらいして申込用紙がメールで送られてきました。なんのための
オンライン申し込みだったの…?ま、ドイツではよくあることですね。10月の上旬にちょうど秋休みがある
ので、それ以降に開始することをお勧めします、と書かれていました。私も10月は出張とか予定が入って
いたので、11月から始めたいと伝えました。でもそれっきり、10月の終わりまで音沙汰ナシ。いったい
どうなるんだろう?って思っていたところ、10日前くらいになって、「11月5日(月)の18時30分からレッスンが
始まります」という連絡がありました。そして11月1日には早速最初のお月謝が引き落とされていました。

このいきなり感がドイツです。

いざ新しい先生に習う、となるとかなり緊張します。まして、今度の先生は日本人でも、ドイツ人でもなく、
ロシア人、となるとなおさら…。個人的に、ロシア人というと「厚かましい、うるさい、自己主張強い、巻き舌
強烈」等々というイメージを持っていて、なんとなく苦手って思っていました。申込書には生年月日を書く欄は
ありましたが、チェロ学習歴を書く欄はなかったので、まさかアラフィフでこんな初心者が習いに来るとは
思ってもいないだろうし、こんなヘタッピな生徒に教えるのは嫌かもしれない…。と不安な思いが募ります。

でも月謝はすでに指定の銀行口座から引き落とされてるし…、行くしかありません。

当日はかなりドキドキしながら、VHSに行きました。建物内に、受付があるわけでもなく、案内が掲示されて
いるわけでもなく、どこへ行けばいいかわかりません。階段のところに音楽練習室は2階と書かれていたので
とりあえず2階に行ってみることに。すると1階の踊り場のところで、「あなたがチェロのレッスンを受ける
xirominね」と女の人に声をかけられました。まぁ、背中にチェロを担いでいますから、一目瞭然ではあります。
その人は、メールのやり取りをしたVHSのコーディネーターさんでした。

ずっとチェロのレッスンはなかったけど、この9月から始めることにしたんだそう。で、私が初めてで唯一の
申し込み者。その日は初回のレッスンということもあり、コーディネーターさんが立ち会ってくれるために、
踊り場で私を待っていてくれたようでした。だったら前もって言ってくれたらよかったのに…。レッスンは案の
上、音楽練習室で行われるということで一緒に2階に上がりました。ドアを開けたら、笑顔でこっちを見て
いるオバさまがいました。「あの人が先生よ」とコーディネーターさん。

その人は、満面の笑みで私を迎えてくれました。コーディネーターさんが私のことを紹介してくれて、それから
少しの間3人で話をしました。コーディネーターさんが立ち去るといよいよレッスン開始です。とりあえず今
までのチェロ歴を話し、持参した教本を先生に見せました。以前に使っていたHugoという子供向けの教本は、
それを書いた人を個人的に知っているそうで、じゃ、これを続けてやりましょう、ということになりました。

最初はやっぱり音階練習をやってみせるのかな、と思ったら、いきなり教本に載っている最初の曲を弾いて
みてください、と言われました。その曲は、去年の夏頃自分で練習していましたが、ちゃんと弾けるようには
なっていないし、ずっと弾いていなかったので、かなりボロボロでした。でも、先生は「そうよ〜、そう。はい、
綺麗な音がでてますよー。あ、そこはもう一度。ゆっくり〜、はい、いいわねー。そうよ〜、そう」と、隣で
はやし立ててくれるので、なんだかその気になるというか…(笑)。

その後、4ポジションの練習曲をやってみました。4ポジションというのはチェロのボディに近いポジション
です。実はそのポジションを押さえると、何の音が出て、その音は楽譜で書くとどうなるかが、きちんと
覚えられていなかったのですが、そこはすぐバレました(汗)。どうしても楽譜を読むのが苦手で、楽譜を
見ても「何の音」かではなく、「どの弦をどの指で押さえるか」しか認識していませんでした…。そこはきちんと
覚えるように言われ、覚えるためのヒントみたいなものを教えてもらいました。

タティアナさんというそのロシア人の先生のレッスンを受けてみた印象は、経験が豊富で安心できるという
ことです。今まできっとたくさんの生徒さんを見てきているだろうから、私がどんだけ下手くそで、あり得ない
くらいできてなくても、全然驚かないし、「なんでこんなこともできないの?」なんて呆れたりもしません。そして
乗せ上手というか、気がつくと、なんとな〜く上手く弾けている、あるいは弾けそうな気にさせてくれます。

「あなたは耳がいいわ」とか言われて、それはないな、と自分では思うんですが、「音がズレれば自分で
指の位置を修正しているでしょ。それは耳がいいから。私にはわかるの。だって私はいっぱい生徒を見て
きているから。」って言われれば、そうなのかなってちょっと自信を持てたり…。

お蝶夫人こと私のチェロについても、どこで買ったか(弦楽器工房か、楽器屋か、ネットか)を聞かれ、少し
試し弾きをして「これはいいチェロだわ」と言ってくれました(前の先生は、私が下手だからいい音が出せない
だけなのに、チェロ自体が安物のだと思っていたようでした)。G弦でF(ファ)の音を弾くと、音がウォン、ウォン、
ウォンとなることがあり、その現象をウルフトーンと言うらしいのですが、「ウルフトーンが出てるわ、それは
いいチェロの印」などと言ってくれて、お蝶夫人が褒められるとなんだか私も嬉しくなったり…。

ロシア人というと「厚かましい、うるさい、自己主張強い、巻き舌強烈」というイメージを持っていましたが、
厚かましい、うるさい、自己主張強い、と感じていたのは、人情味がある、熱い、一生懸命ということなの
かな、なんて思いました。巻き舌に関しては、タティアナさんはさすが音楽をやっている人なので、耳がいい
のか、若い頃からドイツに住んでいるからか、ドイツ語を話す時にそれほど気になりませんでした(笑)。

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